発明者から捺印がもらえない場合に、発明者の訂正は可能か?

質問:
発明者の訂正には、発明者全員の捺印が必要だと思いますが、発明者の一人がすでに
転職してしまっていて連絡がつきません。

このような状況において、発明者を訂正する方法はありますでしょうか?

回答:
原則として、方式審査便覧21.50「発明者の補正」のとおり取り扱います。
すなわち、宣誓すべき者全員の押印がないときは、適正な宣誓書として認めていません。
例外として、発明者が、すでに死亡、又は意識不明等の重篤な状態にある場合等の押印できない理由があるときは、記名のみの押印なしで認めています。
手続補正書に【その他】の欄を設けて「誤記の理由」を記載するとともに、続けて「押印できない理由」を記載します。
所在不明は、押印できない理由としては認めていません。

押印のない宣誓書が提出されたときは、適正な(全員の押印のある)宣誓書の提出を求める手続補正指令書を発送し、指定期間内に適正な宣誓書が提出されなかったときは、発明者訂正の手続補正書を却下することになります。

参考:方式審査便覧21.50「発明者の補正」
http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/pdf/binran_mokuji/21_50.pdf

特許庁審査業務課方式審査室
関連記事
スポンサーサイト

comment

管理者にだけ表示を許可する

セミナー告知

10 | 2017/11 | 12
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
弊所の紹介
メインのHP 問い合わせ先:
info@skiplaw.jp (@は半角) TEL:03-6712-6985
貴社に訪問させて頂いて弊所の考えを説明させて頂きます。弊所は品質を落とさずに外国出願をコストダウンすることを目指していますが、国内明細書もたくさん書いていますので、新規出願から対応可能です。

コストダウンの大前提は、品質を落とさないことです。弊所では、私、伊藤寛之が中心となって、現地代理人と協力して、品質向上・コストダウンを行なっています。
外国出願費用を品質を落とさずに30%以上削減する方法

ツイッターで更新情報入手!
OKWaveで色々な質問に答えています
特許ブログランキング
プロフィール

Hiroyuki Ito

Author:Hiroyuki Ito
渋谷のSK特許業務法人のパートナーの伊藤寛之です。日々の実務の中で分からないことがたくさんあって、特許庁に問い合せたり、調査をしたりして、一つずつ疑問を解決しています。せっかく調べた情報ですので、このブログに蓄積していこうと思います。雑文も多いと思いますが、よろしくお願いします。
メインのHPもよろしくお願いします。

・弁理士
・米国弁理士試験合格
・TOEIC満点
・HSK5級(TOEIC800-900相当)合格
・外国出願取り扱い経験500件以上

FC2カウンター
検索フォーム
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示